《就活体験記》描けば叶う。描かない夢は叶わない。
- Category : 就活体験記
- 2020.06.18
こんにちは。
株式会社Daiyuの山中です。
先日、人数限定の半年間のインターン「スタートアップ研修」について書かせていただきました。
●スタートアップ研修についての記事はこちら
参加してくれた研修メンバーは、就活を経てそれぞれの決めた進路へと道を歩み始めました。
本日はその中でも、弊社Daiyuへの入社を目指し、見事内定を掴んだ山口春世さんの就活体験記をインタビューにてご紹介させていただきます。
――就活をし始めたタイミングはいつだったんですか?
夏のインターンには絶対参加した方が良いと先輩からも言われていたので、6月にはリクナビやマイナビでインターンシップ情報を見て申し込みをしていました。
もともと高校生からウェディングプランナーになりたいと思っていたので、業界はブライダル業界に絞っていました。
――Daiyuのインターンに来たのも6月が初めてでしたよね?
そうです!
実はDaiyuのことは全然知りませんでした(笑)
学校の友人に誘われたのがきっかけだったんです。
その友人はブライダルを目指しているわけではないのですが、
リクナビの合同説明会に行ってDaiyuと出会いました。
とてもクールな子なのですが、
「社員さんの情熱がすごくて、一瞬でファンになったウェディングの会社がある!一緒にインターンシップに行こう!」
と私のことを誘ってくれました。
行く前はこの子をここまで言わせる会社ってどんな会社なんだろう!と思っていました。
――Daiyuの最初の印象はどうでしたか?
インターンに来て、一番最初のDaiyuに対して印象は「敷居が高い」でした。
まず、館内を案内してくれた入社1年目の方がすごくしっかりして大人に感じました。
6月だから入社してまだ2ヶ月しか経っていないはずなのに、私たち学生とは大きな差がありました。
他社のインターンでも若手社員の方とお話しさせてもらえたことはあったのですが、
その時に感じた「楽しんで仕事をしているんだな!」という印象だけには留まらない、
もっと違うものを感じたんです。
親しみやすさ、自分達が仕事を楽しんでいるかどうかでは終わらない。
なんというか、既に信念や志を持って仕事をしていることを感じました。
Daiyuの方々って学生のことをニックネームで呼んでくれるし、少人数の会社でアットホームな雰囲気。
でも、一方で自分達がやっていることやお客様に対しての想いが熱く、誰に会ってもみんな本気の人しかいない。
そんな志の高さに「敷居の高さ」を感じていました。
――印象に残っているインターンはありますか?
自分の価値観が変わったインターンシップがあります。
それはDaiyuのプランニング実習です。
実際に初めて会った人に対してカウンセリングを行い、
結婚式のプランニングシートを作成するもの。
とにかくこれの本気さがすごいんです。
カウンセリング内容についての追求やフィードバックが容赦ない(笑)
学生の私たちに対しても妥協することは一切なく、
納得したものになるまで次に進ませてくれないんです(笑)
カウンセリングで自分が話をよく聞けたと思っても、
「ここはなんでこうなの?」
「どうしてそう思ったのかな?」
とフィードバックをもらうと答えられない。
今でも覚えているのが、
ブーケの色を「オレンジ」にしたときのこと。
相手の方に書いてもらった
プロフィールシートに好きな色が
オレンジと書いてあったからと
安易に決めていたことを見抜かれました。
Daiyuでプランナー歴8年の講師、
建二さんから「何故その色なの?」と聞かれても、
最初は「何がダメなんだ!?」と思いました(笑)
でも次第に、ただその人が好きとか似合うだけでなく、
進行やアイテムに一つ一つ意味を見出すことこそが、
ウェディングプランナーがいる意味なのだと気付きました。
それは、そのインターンで
ペアになった子がカウンセリングで、
厳しく育ててきてくれたご両親に対しての、
「感謝と葛藤の両面」を私に話してくれたからです。
自分自身を信用し、話してくれた彼女。
だからこそ、その想いを知っているプランナーが
1つでも妥協したら、
想いを台無しにしてしまうのだと思いました。
「その人の人生に何の意味があって、何が残るのか」
インターンの後半では、
そんなことを考えるようになりました。
そして、この時間こそが難しくも贅沢な時間だと思え、
強くやりがいを感じました。
――難しさも感じたウェディングの仕事をどう思いましたか?
実は私は自分のアルバイトで稼いだお金で工面して、
大学とは別のウェディングの専門学校をダブルスクールしていました。
専門学校で学べることはドレスやお花、演出の知識。
想いよりもビジネス要素が強い内容に、
ブライダル業界は自分が目指したいものとは違うのかなと思っていました。
しかしDaiyuに出会ったことで本当の意味での
ウェディングプランナーのやりがいを感じました。
私は、ウェディングというより
「人の人生に関わる仕事」
がしたかったのだと気付いた瞬間でした。
《Daiyuのウェディング実習インターンを受け、プランニング発表をしている時の春世さん》
《当時の春世さんが作成したプランニングシート》
――スタートアップ研修に参加したきっかけは?
Daiyuのことはずっと変わらず第一志望でした。
でも、実は周囲にそれを口にすることは出来ませんでした。
それはやっぱりこの敷居の高さに
自分は追いついていけないだろうと思っていたから。
つまり自分に自信がなかったんです。
そんな自分を少しでも変えたいと思ったから
スタートアップ研修に参加することにしました。
緊張したスタート初日。
私は当時自分のことを、
顔もスタイルも学力も運動神経も普通レベル。
特に秀でた才能があるわけではない。
だから、せめて平均に、欲を言えばそれより少し上にいけるように人の倍努力しなくては!
と思っていました。
今思い返すと、メンバーの中で自分自身が周りと自分を一番比べていたんじゃないかなと思います。
――最初の自分からどんな風に変化したんですか?
研修に参加したからといって
一瞬にして自信を持てるようになる魔法のような出来事は起きません(笑)
やはり毎日の積み重ねをすることで、
自分への信頼を高めていくしか方法はありませんでした。
研修では、毎月自分がどうなりたいかという目標を決め、
そのために自分に必要だと思うルーティンを考えます。
簡単に表現するとダイエットの人生版みたいなもの。
憧れのスタイルを手にする自分になるためには、
毎日少しずつご飯の量を減らしたり、野菜をとったり、
理想を手に入れるための行動を積み重ねなきゃいけない。
やることは違えど、感覚としては一緒です。
そして、これがすごく難しいんです。
些細なことのはずなのに、
最初の一ヶ月を過ぎるとだらけてきたり、
モチベーションが上がらないこともありました。
でもそんな時、
グループメンバーの存在が大きな支えになりました。
みんなが書いている日誌やMTGで、
それぞれが悩んでいることを知ったり、
前に進んでいる姿を見ることで、
自分自身も頑張ろうという気になれた。
そして、私から見たら、
キラキラして見えるような人も、
実際はその人にも悩みがあるし、
みんなもがきながら頑張ってるんだということを知れ、
一人じゃないと思えたんです。
「悩んでいる人を励ます仲間」というのとは
ちょっと違う。
「戦友」に近い感じかもしれません。
その結果、自分自身が決めたことを
毎日達成出来ていく日が増え、
ちょっとずつ自分を信じること、
つまり自信がついてきました。
そうなると不思議なことに、周囲からも
「なんだか綺麗になったね!」
「キラキラしてる!」
と言われることが増えて、
すごくびっくりしました。
自信を持っているかどうかは自分の心が決めること。
そして、内面の強さは自然と
外見にも滲み出るんだなと驚きでした。
《本気で行った就活。自己分析や企業研究で、ノートは一冊分びっしり。》
――心に残っている言葉はありますか?
スタートアップ研修で、
自分から見たらすごいなと思える人も、
内面は同じく悩みを抱える人間なんだと知りました。
それと同様に、
私からはスーパーマンのように見えていた
Daiyuの社員の方々も、
日々選択に迷ったり、落ち込んだり、
失敗することもあるのだと知りました。
そういった中で敷居が高いと勝手に諦めず
チャレンジする気持ちが大切なのだと分かってきました。
心に残っているのは
Daiyuの取締役であり、
スタートアップ研修の講師でもあった
樹陽太さんからの一言。
「描けば叶う。描かなければ叶わない。」
という言葉でした。
それを聞いたとき、私の中にあった気持ちが溢れました。
素敵な会社だなと憧れていただけの自分では
何も掴めない。
そこで活躍する自分を手にいれたい!
こう思った時が自分の
ターニングポイントだったと思います。
――Daiyuの選考はどうでしたか?
Daiyuの選考はかなり大変でした(笑)
課題も本気だし、採用担当の奈津江さんからのフィードバックも本気(笑)
でも、今振り返ると、選考に受かるかどうかというより、
自分の生き方自体が変わったなと思うことがあります。
それは「その人のためを想うのであれば、自分が嫌われたとしても、その人に対して伝えるべきことやしてあげたいと思うことをする」生き方を選択したことです。
もともと私は熊本出身で、
地元の友人とは深い付き合いをしていました。
でも、大学に入って東京に出てきてからは、
その人のためを思ってしたことを
「綺麗ごとだ」と思われることもあり、
いつしか、他人に干渉しない
ドライな環境に慣れてしまいそうな自分がいました。
でも、Daiyuの皆さんに出会って、
お客様に対しても、学生の私たちに対しても、
本気でその人の人生のために関わる姿を目にして、
自分もそういう生き方を大切にしたい!と思い直しました。
そこからは授業を休みがちな友人に対して諦めずに声をかけたり、
研修のメンバーにもその子に対して本気で関わるようになりました。
選考に関しては、
毎日プレゼン動画を撮ってチェックしたり、
もてなし組アルバイトを始めたり、
社員の方々にアポを取ってアドバイスをもらったり、
ヘアメイクを研究したり等、
必死で努力したことがたくさんあります。
でも、それ以上に、自分自身の生き方が変わったこと。
その根底の部分が内定へと繋がったのではないかと思っています。
《萬屋本店のもてなし組アルバイトをスタート》
《選考に向け、長かった髪を切ってイメチェン》
――夢へのスタートラインに立つ今、何を想いますか?
実は選考を通して変化が起きたことがもう一つあります。
それは家族との関係。
選考課題の一つに「推薦文」をもらうという課題があり、
私は父親に書いてもらうことにしました。
父からもらった推薦文は、
こんなこと覚えていたんだ!
というようなびっくりする内容。
推薦文を書いてくれたこともそうですが、
就活を機に私自身も両親へ
今まで育ててくれたことへの
感謝の気持ちを伝えようと思い、
思い切って電話をしました。
内心はドキドキ。
でも、親から返ってきた言葉は
「感謝はまだ早いよ」という言葉でした。
まだまだ子供なんだから
迷惑や心配をかけるのは当たり前。
今ありがとうを言うなんて早いといった
ぶっきらぼうな言葉。
それを聞き、今自分が出来る一番の親孝行は、
私自身がこれから仕事を頑張って、
出会う人を幸せにしていくことなのではないかと思いました。
社会人になれば大変なことや
辛いこともたくさんあると思います。
それでも、こうして応援してくれる両親のためにも、
私は私の夢をしっかり叶え、
お客様を幸せに出来るような人間になりたいです。
《スタートアップ研修卒業式。半年間共に頑張った仲間と手紙交換》
――これからの就活生に一言!
まずは夢を描くことが大切。
出来るかどうかではなく、自分がどんな夢を描くか。
強く願えば、
自然とそこへたどり着く道は見えてきます。
そして必死でやれば、
その夢を応援してくれる人もきっといてくれる。
自信がなかった私が頑張れたのは、
そんな人たちに出会えたからです。
就活に悩んでいる人は私がアドバイスするので、是非Daiyuのインターンシップへ来てください!
●春世さんが昨年6月に参加した「Daiyuクルーズ」インターンはこちらから