Daiyuでは毎年、「キッズフェスタ」という、
小学生のお子様を対象に、
子供たちが結婚式を創り上げる
職業体験のイベントを開催しています。
 

 
 

―　キッズフェスタがスタートした理由　―

 
何故こういった企画をしているのか？
その理由はDaiyuがウェディングプロデュースを
行っていた時代にさかのぼります。
神奈川県にある古民家レストランにて
プロデュースを行っていた当時、
お店の周りは閑静な住宅街だったこともあり、
一度にたくさんの人が集まる結婚式の事業を行うには、
近隣の方々の理解が必要でした。
 
地域清掃や、近隣の方にはしっかりとご挨拶すること、
そんな小さな信頼の積み重ねがあって、
その地で事業をさせていただけることを感じる中、
お子様が住む地域だからこそ、
我々がどんな仕事をしている会社なのか、
知ってもらえると良いのではないか
ということがきっかけでした。
 
また代表の宮腰にも当時小学生の息子がおり、
母親として、結婚式の仕事がどういうものなのか、
プロの仕事とはどういうものなのかを
伝えたいといった想いもありました。
 
地元の子供たちに、結婚式の仕事を知ってもらい、
働く喜び、この仕事のやりがいを伝えたい。
それがこのイベントを始めた目的です。
 
 

―　キッズフェスタに参加した男の子のパパの感想　―

 
ここからは、子供が3人いるパパでありながら、
弊社でウェディングプランナーを務める千葉が、
自分の息子さんをキッズフェスタに参加させた際の
レポートを掲載させていただきます。
 
 
こんにちは。
萬屋本店の千葉です。
これまで私は企画、運営をする側として
参加させていただいていたのですが
今回は小学生となった自分の息子を持つ
父親として参加させていただきました。
 
「みんながHAPPY」というテーマをもとに
新郎新婦役のお二人も、親御様も、子供たちも
そして運営するスタッフも、
全員が幸せな気持ちになってもらうことをゴールとして
結婚式を創り上げていくという一日となります。
 

《仕事に取り掛かる前、みんなで気合を入れている一枚》
 

《「みんながHAPPY」がキッズフェスタ2019のテーマ》
 

《披露宴で新郎新婦に召し上がっていただくケーキを作るパティシエチーム》
 

《プロの使用するカメラを構え、スタンバイするカメラマンチーム》
 

《全体をまとめていくプランナーチーム》
 

《進行を進めて行く司会者や雰囲気を作る音響チーム》
 

《新郎新婦に似合う衣裳を選んで、お支度をお手伝いする衣装チーム》
 

《会場のお花やブーケを作るフラワーチーム》
 

《おもてなしをお届けするサービスチーム》
 
それぞれがプロのスタッフから技術を学び
一組の新郎新婦の結婚式と披露宴を創り上げていきます。
もちろん、結婚式なので失敗は許されません。
 
私の息子はフラワーチームに入らせていただき
ブーケとメインの装飾を活け込んでいました。
小学一年生なのでちゃんとできるのか
心配をしていたのですが
一緒になった男の子と二人でいくつかのお花を選び、
全体のバランスを見て、活け込む位置を考えながら
一生懸命にメインソファーを飾りつけていました。
 

《お花を活け込む様子》
 
やったことのないことにチャレンジすることで
家の中ではなかなか見ることのない
真剣な表情を見ることで
子供の成長を感じることができました。
 
普段では失敗をさせないようにすぐに手を出したり
親が近くにいることで、
親に頼って来てしまうことが多いのですが
このキッズフェスタを通して
もっと子供に任せようという気持ちになりました。
 
参加された親御様からも
親以外の大人と触れ合うことで
普段見ることのない一面や特性を知ることができた。
また、来年も参加したいといったお声をいただくことが出来ました。
 

 

《親御様たちが見守る中で、子供たちが創る結婚式が行われました》
 
ラストには親から子供たちに、
頑張った証としての認定証とロゼットを
プレゼントさせていただく場面がありました。
 

《日頃、自身の子供がどんなことを頑張ってるかを書く時間となりました》
 
また、親として一番驚いた出来事は
最後に子供たちの中から一日の感想を募ったのですが
自分の息子が「はいっ！」と元気に手を挙げて
皆の前で発表をしたことでした。
 

《息子の思わぬ一面を見た瞬間》
 
人前で何かをやったりすることが苦手な息子が
大勢の前で自分の感じたことを伝える姿には、
思わず胸が熱くなりました。
それだけで、このイベントに参加が出来て
良かったと思いました。
 
結婚式を挙げるご夫婦が年々減ってきている世の中ですが
今の子供たちに少しでも結婚式の素晴らしさに触れてもらいたいと改めて思いました。
「私もいつか花嫁さんになりたいな！」
という結婚式への気持ちや、
「働くって大変だけど、一生懸命やるのは楽しい！」
という働くやりがいを子供にも伝えていきたいです。
このイベントが、将来の子供たちの未来を照らすよう、
ずっと続けていきたいと思います。