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【新卒内定式レポート】先輩から内定者へ向けた手紙

  • Category : ウェディングプランナーの舞台裏
  • 2020.11.07

こんにちは。
株式会社Daiyuの山中です。
前回のブログでは、内定者・採用担当者目線から
内定式のレポートをご紹介させていただきました。
前回の内定式レポートはこちら
 
今回は、内定者たちに「お祝いの手紙」を読んだ先輩にスポットを当て、ブログを書かせていただきます。
 

《内定者一人一人に、先輩からの手紙のプレゼントがありました》
 
今までのDaiyuの内定式では、主に各部署のリーダー層が中心となってお祝いの手紙を贈ってきました。
しかし、新卒採用をスタートして4年。
今年の内定式では、新卒若手メンバーにメッセージを伝えてもらいました。
 
今回はその中でも現在萬屋本店でウェディングプランナーを務める伊藤志帆の言葉をご紹介させていただきます。
2年前には、今の内定者と同様に、
自分の言葉で「ミッション」の発表をした志帆。
そこから多くの経験を経て、後輩に伝えてくれたのはこんなメッセージでした。
 
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なつほへ
メンバーを代表して
お祝いの言葉を贈らせていただきます。
なつほ、内定おめでとう!
インターンに参加してくれた時から、
内定をいただくまで。
そして、今日を迎えるには、
きっとたくさんの努力があったことと思います。
 
そんな、なつほへ私が言うのも
おこがましいかもしれないですが、
この一年半、悩みに悩んだ私だから言える、
経験から学んだこと、大切にすべきことを、
これからDaiyuの一員となる、
なつほへ伝えたいと思います。
 
社会人になると、自分が思っている以上に
成功ばかりではないのが現実。
これまでの学生時代は、周りの大人たちが
たくさんの経験を私たちにさせようとしてくれて、
時に見守り、支え、根回しをし、
成功へと導いてくれました。
でも、社会人は自分で責任を持ち、
行動をできるようになるからこそ、
成功だけではなく、沢山の失敗もする。
 
私たちが世の中やお客様へ届けていることは、
ただの結婚式を創ることではない。
だからこそ、こうすればいいとか、
こうすれば成功とかいうやり方がない。
 
だから、沢山の困難や苦労がある。
私も恥ずかしながら、
そんな経験をたくさんしてきました。
 
だけど、お客様の人生がある限り、
お客様が節目を創ることを諦めない限り、
誰よりもお客様の幸せを願い、
創ることをプランナーが諦めたり、
経験がないからとかで妥協することがあってはならない。
 
だからこそ、これからは私がなつほと共に人生を歩み、
なつほがなつほらしく、お客様を幸せにすること。
そしてなつほが担当するお客様のためにも力になりたい。
 
Daiyuの一員になること
プランナーになること
失敗を恐れずに
一緒にたくさんのお客様を幸せにしていこう!
 
伊藤志帆

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《実際のお手紙。夏帆は、手帳に入れていつでも持ち歩いているそうです》
 
 

— 志帆がこの手紙を綴った背景 — 

 
志帆にとって社会人生活がスタートしてからの期間は、怒涛の日々。
1年目の時は、やる気と想いを強く持っていても、
その気持ちを持つだけでは届かないこともある現実を知ったと話してくれました。
 

《入社式の日。まだあどけなさが残る志帆。》
 
自分の力の足りなさを感じたり、
自分がぶつかる壁を、すんなり越えていく先輩や同期に
焦りを感じた時もあったそうです。
そんな志帆にとって、自分を変える大きなターニングポイントとなったのが、
自分のミスでお客様にご迷惑をかけてしまったとき。
 
「早く自分が成長しなければ!」という一心で、
一人ではどうにもならないことなのに、
周囲に助けを借りることができなかった自分がいたことに気付きます。
 
ふと冷静になって周囲を見渡した時、
いつもと同じ事務所の景色が全く違って見えたそうです。
 
どんなに自分の仕事が手一杯でも、相談すると手を止めて聞いてくれる先輩。
打合せで使う資料を、必ず事前に揃えてくれるアシスタントさん。
毎朝早く来て、事務所を整理整頓してくれるメンバー。
自分の作った資料にミスがないかダブルチェックしてくれる方。
遅くまで、会場準備を手伝ってくれる同期。
 
たくさんのメンバーが、嫌な顔を一つせず協力してくれている。
そんな中、今の自分では足りないと焦る気持ちばかりで、
「今の自分でも力になれること」には目を向けられていなかったと気付いた瞬間でした。
 
その時、「今出来ることを一つずつ丁寧に心を込めて行おう」と思ったと言います。
そこからは、自分が変われば、自分が見える景色も変わることにも気付きます。
チームや先輩のために出来ることは何かないかと探し、行動するようになったことで、
「今何をしてくれたら喜ぶか?」そんなことを考える時間が増えました。
 

《お茶出し一つにも心を込めて、サポートを行う姿》
 
 
また、入社1年目には、先輩たちと自分を比べてしまい
「自分より他の先輩が担当した方が良い結婚式を創れるのではないだろうか」と葛藤した時もありました。
本当にお客様の気持ちを100%汲み取れたご提案が出来ているのだろうか?
そんな自問自答を繰り返す日々。
 
そんな中、志帆が担当するお客様がコロナ禍で結婚式を中止にするか検討されるといった出来事が起こりました。
正解がない中で、志帆もどうすべきか悩みながら、お客様のこんな想いを聞きました。
 
「結婚のご報告をSNSや手紙で済ませてしまうことはできる。でも、本当は大切な人に直接気持ちを伝えたい。人前に出るのは苦手。それでも、女手一つで育ててくれ、苦労をかけてきた母に対して、巣立って行く姿をしっかり見せたい。」
 
この時に志帆は、結婚式という形かどうかではなく、
まずはとにかく自分がお二人の人生のために、どうしてさしあげたいかを考えるようになったといいます。
 
その結果、もともと70名のゲスト様をお呼びする予定だった結婚式を、「二部制」という形に変更し、時間をずらすことで、皆さんにお越しいただくことを叶えます。
一部は、ご両家ご親族様と幼馴染へ披露宴。
二部は、ご友人と恩師の先生への結婚報告会。
このようにシーンを分け、想いを伝えられる一日になるようにしました。
 
通常行っている結婚式の進行とは大きく異なるため、
この提案を叶えるには多くの人の協力が必要になりました。
どんな時間を創るかと司会者の方とも何度も打合せしたり、キッチンチームには新郎新婦様用に軽食を用意してもらったり。
 
これまで当たり前だと思っていた考え方の枠を外し、
純粋にお二人のために、最大限出来ることを考えた志帆。
その結果、志帆の気持ちに、多くの方が知恵や力を貸してくれました。
そして当日は、新郎新婦様だけでなく、ご両家のお母さまが涙ながらに
「ここで結婚式を挙げられて本当に良かった」
と何度も仰ってくれました。
 
経験や、提案力がないのは仕方ない。
でも、それより一番大切なのは、
「萬屋本店のウェディングプランナー」としてではなく、
一人の「伊藤志帆」という人間としてお客様の人生に携わること。
この経験を通し、一番大切なことを気付かせてもらいました。
 
 

— 葛藤や失敗から紡がれる物語 —

 
私は志帆に教えてもらったことがあります。
それは失敗や挫折は「挑戦」した者にしか得られない経験だということ。
 
将来に大きな期待と「夢」を抱いていた内定者時代。
でも、それは今や、夢ではなく「志帆が叶える希望」へと変わり、ただ願っていればいいだけの頃とは大きく変わったはずです。
 
その途端、目の前にはいくつもの乗り越えるべき壁も立ちはだかり、
そのことから逃げたくなった時もあったと思います。
でも、どうにか前に進もうと、何度もチャレンジし、
周囲の人の手を借りて壁を乗り越えていく姿。
不器用で、周り道もたくさんしたであろう志帆にしか
話せない言葉や振る舞いに大きな勇気をもらいました。
 
希望とは、人が紡ぐひとつの物語かもしれません。
そこに、挫折や失敗など紆余曲折のない物語なんて、面白みがないと思います。
そして、そんな風に一見辛く見える経験さえ、
それを「叶えたい」と思う人にしかやってこない出来事で、その経験の受け止め方次第では、希望を生み出すきっかけになる。
 
今回、志帆がリアルな想いを伝えてくれたこと、
それはこれから入社する内定者たちだけでなく、
スタッフ全員にとって大きな力付けになりました。
 
こうして、若手スタッフがそれぞれの経験をし、
それぞれのストーリーを力に変え、新しい時代を創ってくれる。
そんな希望の物語を、私も一緒に追いかけ、まだ見ぬ景色を見ていきたいと思いました。
そして、これからもメンバーが紡ぐ物語の語り部でありたいと思います。
 
 
《内定者たちにとって先輩からの手紙は宝物》

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