明王院ブランディング撮影 裏側レポート
- Category : 企業の取り組み
- 2019.10.15
こんにちは。株式会社Daiyuの山中です。
たくさんの結婚式場がある中から、お客様がどのように式場を選ばれていらっしゃるのか。
まず最初はやはり式場のHPや雑誌の誌面で写真を見て、ご見学を考える方が多いのではないかと思います。
そんな式場の世界観、イメージを伝えるための重要なブランディング撮影写真。
先日、Daiyuのウェディングプロデュースを担っているThe KAMAKURA WEDDINGがプロデュース会場である「明王院」のブランディング撮影を行いました。
その際、新郎新婦モデル役として私も撮影に参加させていただいたので、完成するまでの裏側をレポートさせていただきたいと思います。
ディレクションを行うのはTheKAMAKURA WEDDINGマネージャーの長谷川。
そして日頃はウェディングプランナーとして活躍している阿部がアシスタントとして指揮を執り、撮影の準備が始まったのは約1ヶ月前。
会場の雰囲気や世界観に重要である装花を担当するフラワーアーティストの南本さんと長谷川は何度も打合せを重ね、当日に最高の状態の花材が準備できるように進めていきます。
フォトグラファーの杉本さんは事前にロケハンを行い、光の入り方、いいアングル、角度と、カットのイメージを膨らませ、当日の撮影に備えます。
この他にも、撮影の小物を手配していくアシスタントチーム、衣装決めやヘアメイクイメージを膨らませ各アーティストと打合せを行う長谷川、ドレスをぴったりのサイズに合わせてくれるドレスコーディネーターチーム。
スタッフ全員が同じ撮影イメージを頭の中に想い描き、そしてそれを実現するための準備を整えていきました。
そして迎えた撮影当日の朝。
鎌倉駅からバスに揺られ、ほどなくすると見えてくる明王院。
美しい緑が色鮮やかに光り、絶好の撮影日和。
喧噪を離れ、どこかほっとするような明王院での撮影。
「自分たちらしく。ご自宅にゲストを招くように、大切なゲストとの時間を過ごせる結婚式」そんなコンセプトを表現できるよう、チームメンバーが一丸となっていきます。
ヘアメイクを担当してくれたのはメイクマリエの冬澤さん。
引き振袖の時には、はっきりとしたお着物に引けをとらない凛としたメイク、白無垢の時には透明感が出るようなメイク、ドレスの際には女性らしくお洒落な雰囲気に、と冬澤さんのメイクは自分でも知らなかった表情を引き出してくれます。
それも、ほんのヘアメイクチェンジの時間はわずか15分程。
しかも、私の短いショートスタイルでもとてもバランス良く女性らしく仕上げてくださいました。
細部までこだわりを持ちながら、さらにメイクをしている本人の気持ちまでぐっと上げてくれる冬澤さん。
結婚式当日ももちろんそうですが、撮影のメイクもとても重要な部分です。
南本さんが用意してくださった素敵な装花で会場も彩られ、
新しく商品開発をした、家紋の入ったウェルカムボードもお目見えします。
何かを売るための広告撮影ではなく、どんなことを表現したいのか。
その心を形にするのがDaiyuのブランディング撮影です。
スタイリングにこだわりぬき、
自社ブランドを自分たちの手でつくっていくノウハウがDaiyuにはあります。
チームみんなで創りだした作品が世に出ていき、
それに目をとめてくださるお客様がいらっしゃること。
この撮影を通し、そんな仕事の醍醐味も感じさせていただきました。
【感性を磨き、心を表現する】
それこそが自社ブランドを確立する秘訣なのだと感じる一日となりました。