「学生とつくる結婚式」インタビュー 司会編
- Category : インターンシップ
- 2017.06.02
こんにちは
「学生とつくる結婚式」事務局の飯田です。
今回ご紹介するのは結婚式の空間コーディネーター、司会者の長谷部文愛さんです。
堂々とした声と、場の空気をつくる腕前には右に出る人はいないというほど、萬屋本店の結婚式には欠かせないキーパーソンです。
司会者の仕事の魅力と、前回の「学生とつくる結婚式」に参加しての印象を伺いました。
Q1. お二人に対して、どんな気持ちでお仕事をしていますか?
A1. 結婚式は一度きりの時間です。
しかもおふたりにとっては人生の中の大切な一日です。
自分の全スキルをもって、どれだけおふたりのイメージを実現できるか、さらにそのイメージを超えて感動していただけるか。
司会が担う責任の重さを日々感じています。
Q2. 仕事のこだわりはなんですか?
A2. 司会は台本がありません。
だからこそ、即興でゲストの方の言葉に反応することや、毎回出来るだけ違う言葉で進めていくのが私のこだわりです。
Q3. 感動したエピソードを教えてください。
A3. 結婚式のあとで、新郎新婦様からお食事に誘われ、その時に「感謝状」をくださいました。
「お会いして3秒で、長谷部さんとなら上手くいく!と確信していました。打合せでお話をしていくうちに、どんどんイメージが膨らんでいった楽しさは忘れられません。最高の一日をありがとうございました」と書かれていて、嬉しくて涙が出ました。
長谷部さんに任せてよかったと言っていただける嬉しさは、何ごとにも代えられませんね。
Q4. インターンに参加する皆さんに、どんなことを学んでもらいたいですか?
A4. 目の前にあることから逃げずに、今自分ができる全てをもって事に当たるということです。
司会は全セクションの中でも、それを如実に感じられる部門です。
集中力・瞬発力、そして事前準備の大切さを感じてもらいたいです。
Q5. 前回の「学生とつくる結婚式」の学生を見て思ったことや感じたことを教えてください。
A5. 学生の皆さんは、短い時間の中でプロさながらに結婚式を作り上げました。
まさに目の前にあることから逃げないこと、その「底力」というか、負けない心に感銘を受けました。
若いひとの、そんな計り知れない「可能性」に、私も負けてはいられないと思いました。
Q6. 第2回に参加する学生にメッセージをお願いいたします。
A6. 司会の仕事は、おふたりの「結婚式づくり」の集大成です。
新郎新婦がさまざまなセクションのパートナーと打合せを重ね、さまざまなこだわりを持ち、夢を叶えるための一日の雰囲気をつくること。
そこには、一緒につくってきたパートナーの想いまでが含まれています。
「表現」という道具で、自分の心の中にある新郎新婦への「愛」やパートナーへの「愛」を、「言葉」に乗せて「伝える」。
そのむずかしさをいつでも胸に置いて、決して現状に満足せずに突き進んでいける、本当に素晴らしい仕事です。
司会のセクションを体験する皆さんは、決して最後まであきらめずにこの魅力を感じていただきたいです。
私は、前回のインターンで司会セクションの仕事を体験しました。
新郎新婦がゲストの方に思っている気持ちや、結婚式に携わるすべての人がお二人のために思う気持ちを、最終的に言葉で伝えられるのは司会者だけです。
責任はかなり大きい役割ですが、やり遂げたときの達成感は、見える世界がガラッと変わるくらいに本当に大きかったです。
長谷部さんの司会者魂をそばで感じられたこともとてもいい経験になりました。
長谷部さん、ありがとうございました!